01大企業の部門・事業部で発生する制作物
大企業の部門・出先部署をとりまく環境
大手企業の部門・専門事業部、出先の研究所、支社・工場単位で、パンフレット、カタログ、Web、製品ブランディング、映像などから、Webマーケティングを活用した集客プロモーションに至るまで、ダイレクトに当サイトへお問合せやオーダーされるケースが増えてきました。
あらゆる業界で競合環境が激化し、ユーザーニーズのさらなる多様化から、新製品・サービスの変化のサイクルが非常に速くなっています。パンフレットやカタログづくりにも、迅速性や既成にとらわれない対応の柔軟性に加え、競合との差別化を一層高めるコンテンツやクリエイティブ品質が求められます。
大企業の部門・出先部署で発生する広告・広報媒体
広報印刷物 | パンフレット、カタログ、リーフレット、ポスター、チラシ、インナーマニュアル |
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Web | 専門サイト、ブランディングサイト、商用サイト、ECサイト、ランディングページ(LP)、SNS、Facebook、CMS開発・運用 |
映像 | VP、PRムービー |
ブランディング | 製品ロゴ、製品タイプ(書体)、キービジュアル策定、タグライン、ブランドメッセージ |
広告媒体 | 新聞広告、雑誌・業界紙広告、OOH広告、Web広告、交通広告 |
デジタルコンテンツ | アプリ開発、CG・パースデザイン、e-Book・e-カタログ |
プロモーション | 展示会・イベントツール、新製品SPツール、集客プロモーション |
マーケティング | SEO対策、アクセス分析、リスティング・リマーケティング広告 |
様々な業種・業態、製品・サービスに対応
主に企業間取引(BtoB)において、様々な業種・業態、製品・サービスに対応します。エレクトロニクスメーカー、自動車・産業機器メーカー、鉄鋼・金属メーカー、総合商社、金融保険、ITシステム、流通・物流、建設業、鉄道・交通等々、また様々な製品やサービスに、一定の専門性とリテラシーをもってクリエイティブにあたることを心得ています。
02目的・効果への最適化とプロモーション
営業・集客・販促効果とブランディング
特にBtoB企業間取引においては、営業効果を期待することが比較的多いと思われます。商談シーンにおける営業ツールとして、いかにセールスパーソンをサポートするクリエイティブツールになるか、また展示会イベントにおいて、ブース内で接客担当者の説明がしやすく、来場者に迅速に理解・共感を与えられるか等々、成果重視のクリエイティブが決め手と考えています。直接効果のみならず、付加価値訴求、存在感の伝播、ブランドイメージの確立など間接効果をも狙います。製品やサービスの存在のイメージ化・可視化だけでなく、差別的優位性をメッセージやスローガン、或いはキービジュアル化して、ユーザーや潜在ターゲットに対して露出していきます。
部門・出先部署といえども一歩進んだマーケティング施策を
大企業の看板・ブランドといえども、従来的な経験則や情緒的な取組みだけでは、競争力は限定的です。昨今ではWebの機能を使い、ターゲットユーザーの絞り込みからリード(見込み客)へリーチすること、例えば、SEOやWebマーケティング施策を投入し、アクセス解析・効果検証を行いながらシステマチックに集客や販促につなげ、【Webから反響】-【営業支援のパンフレット・カタログ】のリレーションによる事業部や各部門・出先部署において実践する、いわゆるマーケティングオートメション(MA)が効果を発揮していきます。
グローバル対策と翻訳対応
海外事業進出・展開、海外での展示会・イベント出展、国外クライアントとの商談等々、英語、フランス語、中国語、韓国語などをはじめ、各国言語翻訳にネイティブで対応します。
日本語両面併記など煩雑になりやすい複合レイアウトも、ユーザビリティを優先に構成していきます。
デザイン性も、欧米諸国に好まれる欧米テイストのデザインは、現地において海外クライアントにも抵抗感なく、むしろ好感をもって受け入れられます。また一方で製品・サービスによっては、和モダンなタッチ、和洋折衷なタッチは、最近のトレンドなデザイン性として、海外ユーザーには大変好まれています。
03CI・VI基準とローカライズ
CIブランディングの基準に則って作成
大企業、大手企業に共通していえることは、CI、企業ブランディングの順守が、末端まで徹底されているということです。その点のブレは非常に小さいもので、それだけに本社広報・宣伝・広告・総務等の部門以外とはいえ、事業部や出先部署といえども、制作オーダーをいただいた場合、まずもって弊社が最も重要視するポイントです。CIマニュアル、ブランドブックの規定を遵守し、プロジェクトのレギュレーションとして、パンフレットやカタログのクリエイティブに反映させます。
CI枠内の製品・サービスブランディング
とはいえ、オーダーしたパンフレット・カタログ、Webには、営業効果、集客効果など成果を求めてつくられるわけですから、ブランディングの縛りに拘束されてしまうだけでは本末転倒です。CI基準に抵触しない範囲で、製品やサービスブランド、いわゆるプロダクトブランドの構築は大変重要です。
製造業のブランディング
「モノづくり日本」。技術や職人技は得意で、製品力やサービス力は他国には絶対負けない自負があります。他方、製品の特長や価値感、他社比較での差別的優位性などの、機能性、技術力では語れない「ブランドイメージ」づくりに関しては、決して上手くは無い側面があります。強い製品力があり、トップシェアなのに、商品名は「ES-335」とか「1500S」など。馴染みやすい名称や通称・ブランドネームでなく、いわゆる型番なのです。もちろん型番は重要ですが、それに合わせた製品名も重要です。製品名を比較的重視しない傾向にあり、我が国において、製造業のブランディングが根付いているとは言い難い側面があります。
04豊富な実績が物語るクリエイティブ事例
弊社における大企業の事業部、専門プロジェクトにおける制作事例の一部をご紹介します。事例のさらに詳細をご覧になりたい場合や、他の多数の実績もご覧になりたい場合は、下段の「パンフレット相談室」をご利用いただくか、弊社営業部門の担当者の訪問にてご紹介します。ご遠慮なくお申し付けください。
事例 01 | 富士通株式会社 金融ソリューション開発本部様
金融機関向けCDの新製品パンフレット。機器の紹介コンテンツだけでなく、顧客との新しいコミュニケーション空間を、「おもてなし」のコンセプトで表現。和服を着た「高級旅館の女将」を想わせる女性が、顧客をもてなす姿を印象的にフィーチャーし、新しい製品とサービスをマッチさせて構成しました。
事例 02 | 株式会社ブリヂストン 生産資材販売促進部 様
ブランド力は主にコピーで訴求し、扉イメージにはダイナミックな「現場の日の出のイメージ」の下、製品をシルエットで表現、スケールの大きさと製品ブランドイメージを創出し、海外の大規模な現場で活躍できるコンベアベルトを、「長く太く力強く」表現しています。
事例 03 | 伊藤忠商事株式会社 VMI プロジェクト様
事業部専門プロジェクトのコア情報だけを、セグメントして掲載したパンフレット。強力なBtoB営業ツールに機能をチューニングしました。
事例 04 | 株式会社 IHI 車両過給機事業部様
海外開催のイベント、展示会出展用としての製品パンフレット。ヨーロッパのユーザーに受け入れられやすいデザイン性のリクエストに対するクリエイティブです。そのテクニックは低版面率、大小のジャンプ率、寄り引きの遠近法、それにダイナミックな紙面トリミング(製品の裁ち落とし)と言えます。